
CSAT3BHは、寒冷地のステーションに最適です。スマートヒーティングシステムで、必要量だけをヒーティングすることで効率的に雪や凍結からセンサーを守ることができ、寒冷地でも継続して信頼できるデータが取得できます。凍結を防ぐことにより、長期間のデータロスを防ぐことができます。
CSAT3BHは今までの単なるオン/オフ制御と異なり、必要な時に必要量だけ的確にヒーティングすることができます。さらに、データ処理に必要なヒーターステータスフラグで、ヒーターの挙動を正確に知ることができます。
CSAT3BHはCSAT3Bのヒーター付仕様で、性能はCSAT3Bと同じです。
CSAT3B情報はこちら。
動作温度範囲 | -40~+50°C |
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出力項目 | ux,uy,uz,Ts (uは3軸の風成分、Tsは音仮温度) |
出力タイプ | SDM、CPI、USB、RS-485 |
音速 | 3つの計測パスにより決定(横風影響補正あり) |
風向測定範囲 | 2.5~357.5° |
測定範囲 | ±65m/s |
フィルター帯域幅 | 5、10、20、25Hz |
測定パス長 | 10cm |
各軸傾斜角 | 60度 |
トランスデューサー直径 | 0.64cm |
トランスデューサーマウントアーム直径 | 0.84cm |
サポートアーム直径 | 1.59cm |
センサーヘッド重量 | 1.9kg |
センサーヘッド寸法 | L63.1 x W12.3cm x H43.3 |
電源 | |
入力電圧 | 9.5~32Vdc |
消費電流(10Hz) | @12Vdc:110mA |
@24Vdc:65mA | |
消費電流(100Hz) | @12Vdc:145mA |
@24Vdc:80mA | |
ヒーター消費電流 | 6.2A@24Vdc |
アーム&支柱部@24Vdc | 通常時:0.74A |
ヒーティング時最大:2.46A | |
トランスデューサー@24Vdc | 通常時:1.13A |
ヒーティング時最大:3.75A | |
システムトータル@24Vdc | 通常時:1.86A |
ヒーティング時最大:6.2A | |
コントローラー消費電流 | 30mA@24Vdc(ヒーターオフ時) |
風向風速計測正確度*¹ | |
最大オフセット誤差 | <±8.0cm/s(ux, uy)、<±4.0cm/s(uz) |
最大ゲイン誤差 | 読み値の<±2%(風向が水平より±5°) |
読み値の<±3%(風向が水平より±10°) | |
読み値の<±6%(風向が水平より±20°) | |
分解能 | |
ux、uy | 1mm/s RMS |
uz | 0.5mm/s RMS |
Ts | ±0.002°C RMS (@25°C) |
風向 | <0.058° (ux = uy ≤1m/s) |
計測レート | |
データロガートリガー | 1~100Hz |
自発出力(to PC) | 10、20、50、100Hz |
内部自己トリガー | 100Hz |
計測遅延 | |
データロガートリガー(フィルターなし) | 1トリガー(1秒計測インターバル) |
自発出力(フィルターなし) | 10ms |
フィルターあり出力(トリガーまたは自発) | 795ms(5Hzフィルター) |
395ms(10Hzフィルター) | |
195ms(20Hzフィルター) | |
155ms(25Hzフィルター) | |
内部モニター計測 | |
アップデートレート | 2Hz |
傾斜計正確度 | ±1° |
RH正確度 | ±3% (10~90%) |
±7% (0~10%) | |
±7% (90~100%) | |
基板温度正確度 | ±2°C |
SDM | |
ビット周期 | 10µs~1ms |
ケーブル長 | 最大7.6m(10µsビット周期) |
最大76m(1msビット周期) | |
SDMアドレス | 1~14 |
バスクロック | ~200 |
CPI | |
ボーレート | 50kbps~1Mbps |
ケーブル長 | 最大15m(1Mbps) |
最大122m(250kbps) | |
最大853m(50kbps) | |
CPIアドレス | 1~120 |
バスクロック | ~300 |
RS-485 | |
ボーレート | 9.6kbps~115.2kbps |
ケーブル長 | 最大305m(115.2kbps) |
最大610m(9.6kbps) | |
バスクロック | ~500(ASCIIフォーマット) |
USB | |
通信速度 | USB2.0最大12Mbps |
ケーブル長 | 最大5m |
より詳細な仕様情報や技術情報は下記PDFをご覧下さい
CSAT3BH 英文マニュアル